さて、本日は宿屋以外のことをブログに書こうと思います。
不思議なことに、私のブログは宿屋以外のことをほとんど書いていません。
フラワーエッセンスのこととか、オランダ生活のことや、いろいろと書きたいことがあって始めたブログなのに、実はこの場を活用しておりませんでした。
何をやっても疲れてしまう・・数年間でした。
一時は原稿料をいただいて書くこともあったのですが、その仕事もやる気がなくなり、気が付いたら、会社員もやめて所属先もない自分になってしまった現在、本日の世間模様を無の状態で見ている感じです。
人が忙しくしているのに、ぼんやり、としていることを自覚しています
そして最近ではYOUTUBEでmeditationの動画をみて、
気持ちが落ち着いています。
お気に入りの動画がありますので、ご興味ある方はぜひご視聴されてみてうださいね。
沖縄のNaokoさんという方が発信されています。
予定では昨日、オランダの自宅に戻る予定でした。
しかし経由地が多いことと、急に増えてきた欧州でのコロナウイルス感染者の数に、移動中に自分がうつらないという保証がないので、ここは日本にとどまることにしたのです。
一刻一刻と変わってくる状態の中でどう生きるか、
これが勤め先があれば無理にでも飛行機に乗らなくてはいけないですが
所属先がないため、移動する必要がありません。
所属先がないというのは、もちろん不安定材料です。しかし決まった収入はありませんが、すべてにおいて自由です。それに気が付いた時に、多くのことから解放されましたし、思い込みや考えで如何様にも人間は目の前の道が違って見えるということでした。
そして今、世界中が一つの新型ウイルスに対しての恐怖感を目の当たりにしてみますとウイルス同様恐ろしいのが人間の心というところでしょう。
本心を言えば、日本も、中国からの観光客が入ってこなければ、こういったことにならなかったかもしれないし、それでも、観光客がきてくれなければお金にならない、という事情も抱えています。
これを世界中で同じ問題でした、イタリアのローマ、ベネチア、オランダでいえばアムステルダム、日本の京都は、もう観光客いらない!と宣言もしていましたが、ここにきて、激減すると、いないことに嘆くのです。
結局、人間はお金以下という扱いになります。
私がオランダに予定通り帰ろうとすると、家族や親せきが心配をしていました。アジア人が路上で差別を受けているという報道を見ていたので心配してくれたのでしょう。
ところが、その差別する人間の気持ちもわかるのです。
日本も中国や韓国からの渡航禁止にしてほしいと声をあげる人たちもいますし、街中で旅行者をみるだけでも、自然に体が引いてしまいます。
怖いと思うし、その場から立ち去りたいとも感じます。
ざっくりいうと人間、こうなると古今東西皆一緒ということでしょう。
これから、経済状態が激変する方もおられると思うし、
数年ぶりに大不況がやってくるかもしれない現在、恐怖があって当たり前です。
今回のような生命の危機を感じることが起きると気が付くこともあります。
「私、まだ生きたかったんだ」ということです。
生きる気力がなければ、
いつ死んでもいいですし
死にたくないから、感染もしたくないし、仕事だって必要です。
生きていくためにお金が必要になります。
生きていくためにどうするか、というとても大切なことを考える震災以来の時期にきているのだと思います。
まずは息することが大切。
そして、その後は、あなたにとって何が大切ですか?
私はよく「今日、何をしていましたか」と聞かれると
「息をしてましたよ」と返事をします。
これが、前勤めていた時に、上司からきかれていて、答えが呼吸だった時は「俺、その返事が好きなんだよー」と言われていて、唯一褒められたことでした。
息をする、その後に大事なこと、
生活を維持させること、ときます。
このご時世、世界中、観光業、サービス業は打撃を受けている中、私も
その中の一人ですから、どうするか、考え時です。
まずは今月、日本に残りますが、オランダに戻った後は
すこし外に仕事にでるかもしれません。
まずは生命維持を考えて
がんばっていきましょう。
Shoko